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高校野球と監督さん [すぐれモノ]

       高校野球と監督さん             from 広島


今年も、高校野球シーズンがやってきた。
今朝、テレビを見ていて「おッそうだ、甲子園といえば・・・」
と、予定を変更して、この話題を。。


『親友の死』
同級生の親友がいた。
その友人、20歳の時に突然、亡くなった。
同じ同級生の若い妻と、その腹の中に、未だ見ぬ子を残したまま。。。

亡くなった時、悲しいとも、淋しいとも感じられなかった。
・・というより、どうしても実感が沸いて来なかった。

が、時間が経つにつれ、淋しさも悲しさも増していった。


親が死んだ時でさへ泣かなかった自分が、淋しさや、失った
悔しさに涙した。。。それは友が亡くなって、かなりの時間が
経過してからだった。

現実を受け止めるしかなかった。。。。


この、青春時代の辛い経験は、それまで「死」を考える事の
無かった若者に、充分過ぎる程の、考える「時」を与えてくれた。
同時に、あの世と、この世を近い世界と、感じさせてくれる、
生きていく上での何がしかのヒントを貰ったような気がしている。

                                         
               ●こちらが監督さん。 ではなくて O家の愛犬「めち」君
                 語源は、何処でも狭いとこに入りたがるから、建築で使う、
                  「目地」という単語から採ったそうです。


『同級生なのに義弟』が監督を

その亡くなった親友を共通の友とする、友がいた。
彼は、葬儀の時、人間らしく涙していたなぁ・・。
こちらの彼とは小学校・中学校を共に過ごした。。


友の死から随分と時間が経って、ふとしたキッカケから、
この友と会うことになった。

年頃の妹が「体育の先生とかイイな・・」というので、
じゃ、友達が居るから紹介してやろうってことになった。
まさか・・とは思ったが、本当に結婚してしまった。
結婚式の時、私はギターを抱えて唄った。
当時の、はやり歌 「妹よ~♪~~あいつは俺の友達だから~♪」。。


この日から私達は義兄弟になった。
同級生だったから、名を呼ぶのも、呼び捨てで良かった。
それが、「君」を付けたり、「さん」だったり、どこか、
ぎこちなく、くすぐったい関係になった。

                                 
                ●家族が綴った「寄せ書き」:てっきり生徒さんのだと思っていたら、
              家族が書いたそうです。素晴らしい家族だ。感激しました。

 

後に、彼は母校でもあった県工の野球部監督に就任した。
生徒と共に甲子園に何回か出場した。
そののち高陽東高校に転任し、ここでも甲子園に連れて行った。


そして昨年だったか、またまた転任した。
確か・・呉方面の高校だったか・・・。
ここでも甲子園を目指すのだろうな・・。
ガンバレ男の子!!(もう、子という程、若くはないけど)
甲子園は待っているぞ!!。

 


●次回予定:次回こそ:「暖房」の続き・・これは超リッチ!「水で暖房」イゼナさん。

 

     ☆☆☆☆♪♪☆☆ 番外編 ☆☆♪♪☆☆☆☆

≪我が家の小モノたち≫

  
    ●十数年前、新婚旅行で訪れたフィレンツェで、半ば衝動的に
      購入した、2枚の絵皿。

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コメント 11

waon

親友だと、長く連絡をとらなくても、この世界のどっかに居てるという存在だけでも安心できてるところありますよね。
お友達が、義弟になってしかも甲子園の監督だんんてほんとドラマみたいですね☆
フィレンツェの絵皿、素敵です♪
by waon (2006-03-25 23:21) 

れい

親友はよくバイクで事故って死にそうになります。。。(毎年バイク廃車)
でも、またバイクにのる。。。。
死んだら。。。。どうしよ。。。。死ぬって実感ないけど。。。。
バイクって、怖いです。。。。
by れい (2006-03-26 02:03) 

ディック

すごく分かる気がする。
10年くらい会わなくても平気なのに、
それから先も一生声も聞けないと思うと、なんとも言えない気持ちになる。
この世に存在しない、って、実感がないから分かりにくいけど、
すごく重くて、その重さは徐々に徐々に圧し掛かってくる感じがする。
by ディック (2006-03-26 06:25) 

かおり

私は親友が死んだとき悲しいというより腹が立ちました
臨月で実家に帰ったとき、街中のスーパーの食品売り場で
偶然会ったのが最後になりました
私のお腹を見て「お~!生まれたら見に行くよ!俺も近いうちに結婚するわ!」
と、可愛らしい彼女を紹介してくれたのに・・・
ジジイとババアになっても友達でいたかったと、今でも思います
by かおり (2006-03-26 10:57) 

長男のお友達のお父さんが、つい先日亡くなりました。
とっても切なかったですね・・
私は、すぐに「シャッター」を下ろしてしまうので、親友と呼べるような
友人はいませんが、なんとなく、気持ちは分かるような気がします。
私の行っていた高校は何度か甲子園に行ってます。最近はさっぱり・・
で、1回戦で負けばかり。あんなに泣くほど練習しても勝てないんだな~
お友達、監督になってちょ。
by (2006-03-26 14:47) 

キンジー

若い頃友人の訃報を聞くと、死というものを目の当たりにしたショックからか『なんでっ?!』という感情ばかりが先にたってしまいました。
年齢を重ねてきた今は訃報を聞くたびに、残された家族のことを思って胸が詰まってしまいます。
どちらもやりきれない思い・・、ですよね。

いまだに幼稚園の頃からの幼馴染たちと『宴』を重ねています。 みんなすでに立派な父さん母さんたちですが逢えばあの頃に逆戻り!
何のしがらみもないし、過去を知られているだけに見栄もない。
これ、得ようと思っても得られない幸せよね♪
by キンジー (2006-03-26 21:50) 

たろちぅ

いつでも会いにいけるからって放置していた友人は確かにどこかにいるわけで
そして突然亡くなったからって
毎日顔をあわせてたわけではないから日常ではないのに、
どこにもいなくなったら、、、悲しいよね。
by たろちぅ (2006-03-27 06:51) 

norman

コメント頂いた皆様、スミマセン今日は、娘のマーチングバンドの
ステージがあるので、今から行ってきます。明日にでも、
コメントいたします。よろしく。
by norman (2006-03-27 13:20) 

nicolas

こういうお話聞くと、いつも思うことが・・・
生きているのも意味があって、亡くなってゆく人にも意味がある。
何だか人生の無常を教えられますねぇ。
それにしても、同級生の方と義理の兄弟っていいですね~
何処の誰だか分らない人より、気の知れた友人が兄弟ていいです。
自分ならすごく思いますよ~

娘さんのマーチングバンド!
写真撮ったかな、パパ♪
by nicolas (2006-03-27 15:00) 

TOMO

若い時に亡くなるのはほんと切ないですね。
自分が親友であり若いときはやはり
実感がわきませんでした。
死なんて意識したことなかったように思います。
私は親友に「全力で生きる」ということを
教わった気がします。
by TOMO (2006-03-28 16:35) 

norman

●waon さん
絵皿、褒めていただいて光栄です。衝動した甲斐が有ります(笑)
●れい さん
死にそうで死なないのは、後日、酒の肴で笑い話で、盛り上がるけど、
本当に死んじゃったらイカンよね。。
●ディック さん
「後から来るんだ。ジワーッと・・」と、人生の先輩から聞いてはいたけど、
全く、その通りだったよ。
●青い花 さん
人の手が届かない、努力しても、どうしようもない処に「人の命」が
有るのかもしれない。。。と感じると無力さを感じてしまう。けど・・
計算できない世界が有ると実感する事で、大人に成長していく。のかなぁ。。
●ROBIN さん
後で「親友だったんだ・・」と分かる事もあるよね。
人付き合いに「ここからが・・」なんて、決まりも無いだろうしさ。
●キンジー さん
そうですね!。同級生って、今の地位とか名誉とか関係無しに
付き合える。 理想の人間関係のような気がしますよ。
●taro_chu さん
この世に「愛しい人」がたくさん居る人は、それだけ悲しみも待っている?。
それでも、「愛おしさ」の中で暮らせたら。。やっぱり幸せだろうな。。。
●にこちゃん さん
はい、しっかりと撮ってきて、本日の記事にUPしました!。
 ※はやく、本来の「住まい・建築」のUPにもどらなくっっちゃ。。
●TOMO さん
私も、親友を通して、たくさん成長させてもらったよ。。。今は子供かな??。
by norman (2006-03-28 18:32) 

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